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電力自由化

夜間・深夜料金を安くする方法【電力自由化】

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ランチが人気のお店に夜足を運ぶと、食事の価格帯が昼とまったく違っているという経験はないでしょうか。

同じパスタを注文しても、夜はサービス料が付加されるなど昼とは少し違った料金設定になっていることも珍しくありません。これは飲食店だけの話かと思いきや、世の中には季節や時間帯で価格が異なるものが他にもあります。ホテルや旅館も週末や旅行シーズンになると週の真ん中に宿泊するより随分とお高い印象です。ホテルや旅館によっては、旅行シーズンや週末だと二倍くらい料金が上がっていることがあります。

皆さんの身近な公共料金の中にも、同じように時間帯によって料金が変わってくるものがあります。

そう、電気です!

近年、値上がりが悩みどころの電気料金。そんな電気料金について、夜間・深夜の料金にスポットを当てて解説します。夜間・深夜料金を安く抑えるコツはあるのでしょうか。

従量電灯契約とは?契約による料金設定の違い

深夜電力や夜間電力についてお話する前に、まずは簡単に電気の契約についておさらいしましょう。

電気の契約には、大きく二つのパターンがあります。パターンの一つ目は「従量電灯契約」です。この契約方式は、簡単に言ってしまうと電気の使用量によって料金が変わる契約方法です。電気の使用量はお店と一般家庭では基本的に異なってきます。なので、使用料を考えた上で合ったプランで契約する形になります。

基本的に使用量によって電気料金が変わってくるタイプなので、時間があまり関係ないことがほとんどです。電力自由化に伴い、電力会社を自由に乗り換えることになりました。

それぞれの会社では「こんなタイプは乗り換え可能です」という契約方式を開示しています。また、使用電気量ごとに料金を開示しています。こちらはソフトバンクと中部電力の一プランにおける料金です。

https://www.softbank.jp/energy/price/kansai/premiumplan/
https://www.chuden.co.jp/business/bshikumi/business_menu/bus_shop/dento/sdnt_juryo/index.html

1kWにつきどれくらいの料金なのか、400kWhまではどのくらいの料金なのか、そしてそれを超えた場合はどんな料金になるのかが記載されています。中部電力とソフトバンクを例としてご紹介しましたが、これはあくまで一例です。

使用料や割引プランなどは電力会社によって異なります。

ただ、基本的に「量によって料金が変化してくる」という考え方は一緒です。個別の会社の料金やプランまで覚えることは大変ですので、基本的な考え方だけ簡単に覚えてしまいましょう。これがよくある契約方法の一つである「従量電灯契約」です。

もう一つの契約パターンが「時間帯別電灯契約」です。

時間帯別電灯契約とは?従量電灯契約との違い

「時間帯別電灯契約」とは、時間帯によって電気料金が変わる契約方法です。電気会社によって細かな契約内容は変わってきますが、基本は「日中」「夜間」「深夜」の三つ、あるいは「昼間」と「夜間」の二つの時間帯で電気料金が変わってきます。

前項で解説した使用料によって電気料金が変わってくる契約方法と比較してみてください。色々な飲食店でよく行われている、ランチの価格設定やディナーの価格設定も例として考えてみてください。もちろん電気と食事はまったく違うものです。しかし、夜と昼という時間帯によって料金が変わるという契約方法を、飲食店のランチやディナーになぞらえて考えてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

https://kepco.jp/ryokin/menu/jikanbetsu
http://www.yonden.co.jp/kouri/menu/kojin/code_03.html
https://www.tohoku-epco.co.jp/dprivate/menu/menu_toub.html

こちらは関西電力と四国電力、東北電力の時間帯別電灯契約の電気料金になります。電力会社ごとに料金設定やプランが変わってきます。また、時間帯の区切りも電気会社ごとに異なります。あくまで料金と時間帯の参考例です。

関西電力では、時間帯を分けている他に昼間は使用料によっても料金が変わってくる料金プランとなっています。四国電力では昼・夜・深夜の三区分ではなく、昼と夜の区分になっています。ご紹介している東北電力のプランも二つの区分になっています。このように、電気会社によってかなり差があります。

この時間帯別電灯契約は、夜間の方が概ね電気料金が低めに設定されていることが特徴です。ですから、日中は仕事でほとんど家にいないため電気は主に夜間使うという人や、オール電化住宅に住んでいる人、夜に電化製品をたくさん充電するという人に向く契約方式となっています。

夜間料金と深夜料金の違いとは?

さらに覚えておきたいのは、「深夜」と「夜間」は異なるということです。江戸時代は一日を十二支に当てはめて考えたといいます。丑三つ時、という言葉を聞いたことがありませんか。確かに深夜と夜間は時間という意味でも違うのですが、電気料金においてはさらに大きな違うがあるのです。

夜間料金とは?

電気料金を時間帯で分けているもので、夜間の料金のことです。

夜間は電気使用量が少なくなるため、その分、価格設定を安くしています。多くの主婦は掃除機や洗濯機を日中に使うことが多いです。また、昼は暖房器具やクーラーなどを使っているご家庭やお店が非常に多いです。その分だけ昼は世間一般で電気の利用が多いのです。対して夜は多くの人が寝ていますから、その分だけ電気の使用が少なくなります。電気使用が少ない時間帯だからこそ「お安くどうぞ」、これが夜間料金です。

深夜料金とは?

深夜料金というと、夜間料金の中でも特に夜中の料金を指すのではないかと考えてしまいますね。実は、深夜料金は夜中の電気料金のことではないのです。

深夜料金とは、蓄熱機器や電気温水器を利用している家庭が夜間に限って電気を使う場合の契約です。同じく電気利用の少ない時間帯に電気を供給してもらうため、電気を使う人の多い昼間の電気料金より安い料金で利用することができます。

このように、夜間料金と深夜料金は料金的な意味で異なっています。名前で勘違いしてしまいがちですが、深夜料金は夜中の電気料金ではないということです。

深夜料金・夜間料金の違いはありますが、現状においては「時間帯」や「使い方」が鍵になっており、日中の料金よりお安いというお手軽認識で差し支えありません。世間的にも「電気は夜が安い」とよく言われていますよね。確かにその通りなのです。

しかし、電気料金は日々変動しています。「夜間料金や深夜料金は安いから大丈夫!」と考えていると、何時の間にか請求金額が増えていることも・・・?

深夜料金・夜間料金が値上がりしているって本当?

深夜電力と夜間電力は契約内容こそ違いますが、「使い人の少ない時間帯に電気を使うことによりお安く使うことができる」という共通点があります。皆さんの中にある「夜は電気料金が安いらしいよ」という認識は間違っていないわけです。

しかし、近年、お安いはずの夜間電力が値上がり傾向にあると言われています。

値上がりの理由は「震災」「材料の高騰」「再生可能エネルギーの購入」の三つであると言われます。

震災で発電関係の施設がダメージを受け、修復など様々な理由によりお金が必要になりました。電力会社はこぞって値上げをしている状況です。

電力自由化により参入した各社も昔からある電力会社の価格設定を基本にしているため、そちらが値上がりすれば伴って値上がりすることになります。石油などの電気を作るために必要な材料も価格の上下があり、輸送費なども必要になるため、電気料金に大きく影響します。

再生可能エネルギーの購入も電気料金高騰の理由の一つであるといわれます。電力会社は再生可能エネルギーを購入しています。購入するためにはやはりその分の予算が必要になります。

再生可能エネルギーは自然に優しいと言われますが、その分だけ支払いが増えてしまうためお財布に優しいとは言い難いのです。

http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denryoku_gas/denkiryokin/pdf/011_s02_00.pdf

このような理由により、電気料金は上下します。現状においては値下げではなく各電力会社の値上がりが続いている状態です。もちろん、電気料金そのものが上がれば深夜料金や夜間料金も影響を受けます。

電気料金が上がると、全てのプランが公正に値上がりするという仕組みになっています。特に深夜料金と夜間料金は電気料金自体が安く設定されているため、値上げの影響が大きいと言われています。

電気料対策!夜間・深夜料金を下げるコツ

電気料金は色々な要因により料金設定が上下する可能性があります。それは深夜電力や夜間電力も同じであるため、「契約時に安かったからずっと大丈夫」と考えていると、何時の間にか高くなっていたということになりかねません。

もちろん電力自由化により多くの企業が参入した結果として価格競争が起こり、さらに安くなる可能性もあります。しかし忘れてはならないのが、価格競争が起きた結果として料金が高くなってしまうこともあるということです。

「競争」だからです。下がるばかりではないということです。

料金を安く済ませるコツは、「より良いプランを提供している電気会社に乗り換えること」が一つです。そしてもう一つに、現在の電気会社から乗り換えをせずプランの見直しをすることです。

同じ電気会社でもプラン違いでいくつかの契約コースを用意していますので、プランの乗り換えをすることによって夜間料金や深夜料金を抑えることができる可能性もあるのです。

例として東京電力エナジーパートナーの電気料金試算をご紹介します。

https://www2.kakeibo.tepco.co.jp/ratesim/

このように各社ではプランごとの電気料金を試算できることが多いです。同じ電気会社でもプランが違うと料金ががらりと変わってきます。同じ電力会社のプランで比較し、他社の似たようなプランでも比較を行いましょう。

「安いから大丈夫」ではなく、その安い電気料金を維持するために各社やプランの比較検討をするということも忘れないようにしましょう。

夜間料金・深夜料金が安い電気業者はあるの?

乗り換えも含めて電気料金を比較検討したいという方のために、二つの電気会社をご紹介します。

まずご紹介するのは九州電力の「電化でナイト・セレクト」というプランです。こちらのプランは夜間料金自体が安いわけではないのですが、自分で夜間料金にする時間帯を、21時~翌7時・22時~翌8時・23時~翌9時から選ぶことができるというメリットがあります。

朝方の生活なら23時から9時を選べばその分だけ電気料金がお得になりますし、夜型の生活なら21時から7時を選ぶことによって電気料金をお得にすることができます。自分の生活時間帯に合わせて夜間料金が適用される時間帯を選ぶことができるということは、分だけお得にできるという嬉しさがあるのです。

http://www.kyuden.co.jp/menu_new-plan.html

次にご紹介するのは、関東在住の方にはお馴染みの東京電力エナジーパートナーです。東京電力エナジーパートナーにもお得な料金プランが存在します。「おトクなナイト8」「おトクなナイト10」という二つのプランです。

おトクなナイト8では毎日午後11時から翌朝の午前7時までの間は夜間料金が適用されます。おトクなナイト10では毎日午後10時から翌朝の午前8時までの時間帯が夜間料金となります。二つのプランの内より自分の生活スタイルに合ったプランを選ぶことにより電気料金をお得にすることができます。

http://www.tepco.co.jp/ep/private/plan2/old04.html

最後に

電力自由化によって電気会社を自由に乗り換えることができるようになりました。電気会社ごとに独自のサービスや、他の契約とおまとめすることによりさらなる割引を受けられるなど、会社ごとの個性が見られます。

電気を取り扱っている会社ごとに料金設定も変わってきますので、サービスと電気料金で電気会社を決めて乗り換えることで家計負担がぐんと軽くなります。

しかし考えたいのは、自分が現在契約しているプラン、そして電気料金の基本事項についてです。乗り換えるにしても、深夜料金や夜間料金はなぜ安いのかを知って乗り換えを検討したいものです。

もし自分の家が深夜料金の契約が関係してくるなら、「電気料金がお安くなりますよ」という宣伝文句に釣られず、「本当にそうなのか?」「自分の家も安くなるのか?」を考えたいところです。加えて、電気会社の乗り換えによって自分の家の電気の使い方が変わってくるのではないかということも考える必要があるのではないでしょうか。

夜だけ電気を多く使う人は電力会社を乗り換えず、従量電灯契約から時間帯別電灯契約へと同じ電気会社でプラン変更することによっても違いが出てきます。

乗り換えで対応するか、プラン変更をするか。料金を重視するか、サービスも含めて割安かどうかを判断するか。自分の中で優先順位を決めて、賢く電気を使いたいですね。

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